大きな油揚げが特徴「ジャンボ手揚げ」のあらい食品をご紹介!

こんにちは! e-tomeINFO(いいとめインフォ)のライター いち子です。

今回は登米市内のスーパーでよく見かける、どーんと大きな油揚げ「ジャンボ手揚げ」を製造している米山町にある『あらい食品』さんをご紹介します。

あらい食品はどんな会社?

あらい食品さんは米山町中津山にお店を構えていて、明治43年創業、今年で110年の歴史のある老舗店です。

お店の目の前には広大な田園風景が広がり、自然豊かな場所で美味しい商品が作られています。

そんな歴史あるお店の4代目がこちら!

新井さんです。
写真からも分かる通り、優しい穏やかな人柄で、私の質問や要望に丁寧に応えていただきました。
何を聞いてきたかと言うと…

「ジャンボ手揚げ」の大きさの理由

冒頭でもふれましたが、「ジャンボ手揚げ」と聞いて思い浮かぶのは他に類を見ない、あの大きさではないでしょうか。
昔から身近にある油揚げなので、何故大きいのかは疑問に思わず過ごしてきましたが、今回ご紹介するにあたり油揚げの大きさの理由が気になってきました。

なぜ、あんなに大きな油揚げなんですか?

第3代横綱 丸山権太左衛門にあやかり、大きな油揚げを作りました。
当初は丸山権太左衛門の手のひらの大きさでしたが、徐々に大きくなり今の大きさになっています。

そうなんですね。
そうすると、このパッケージのイラストって横綱ですか?

はい、パッケージも丸山権太左衛門のイラストを使用しています。

どんな大きさか比べてみました。
丸山権太左衛門についての資料に手形(実物大)があったので、手形と比較してみました。

手形だけでは分かりづらいので、A4コピー用紙も並べてみました。

大きさ、お分かりいただけたでしょうか。
とても大きな油揚げです。

米山が生んだ横綱 丸山権太左衛門

ちょっとここで、丸山権太左衛門についてご紹介します。

正徳3年(1713年)に現在の登米市米山町に生まれ、小さい頃から人並み外れたパワーの持ち主で、その強力が伺える逸話が多数残されています。
17歳の時に江戸の上り、仙台出身の力士の元に入門。その後の寛延2年(1749年)に横綱の免許を受け、第3代 横綱となりました。
身長はなんと197cm、体重は166kgという当時でも珍しい大柄な体格で、その大きな手形にも驚かされます。
米山町にある道の駅に手形があるので、興味のある方は自分の手と比べてみてはいかがでしょうか。

あらい食品のこだわり

油揚げの大きさの理由が判明したので、ここで商品へのこだわりを聞いてみました。

商品を作る際のこだわりなど、ありますか?

こだわりの一つは、木枠を使った製法です。
油揚げ用の豆腐作りでは、木枠を使った昔ながらの製法を用いています。
木枠ならではの弾力と水切りが、大きな油揚げの基になる豆腐作りに適しているんです。

また、濃い豆乳を作ることが美味しい豆腐づくりに繋がるので、最適な濃度になるよう水分調整には気をつかっています。

おお〜、なるほど〜。

新井食品さんへ伺った日、出来たての豆乳をいただくことが出来ました。
スーパーで売っている豆乳とは違い、とろみが強く豆腐をそのまま飲んでいるように感じるほど、濃厚で美味しい豆乳でした。
ごちそうさまでした。

そして、更にこだわりポイントがあるとのことで、お聞きしました。

その他にも温度調整にも気をつかっています。
一定温度より高すぎても低すぎても豆腐の固まり方に違いが出てきてしまうし、通常の豆腐と油揚げ用の豆腐でも調整する温度が違います。

揚げの作業は「低温でふっくらと形を整えながら揚げ、高温でカラッと色が付く程度に揚げる」がこだわりです。
ふっくらと形を整える作業は熟練の技であり、手間隙をかけ一枚一枚を丁寧にを心がけてて揚げています。

たくさんのこだわりポイントを教えていただきました。
こだわるからこそ、美味しいものを作れるんですね。

油揚げだけじゃない!豆腐やおからにもこだわりが!

あらい食品さんでは、もちろん油揚げ以外にも豆腐やおからも製造・販売されています。
この豆腐やおからにも、こだわりが詰まっていました。

2種の大豆をブレンド

あらい食品さんの豆腐は2種類の大豆をブレンドして作っているそうです。
20年前の商品開発で他社との差別化を図るため、あおばた豆とタンレイ(時期によりタチナガハ)の2種の大豆をブレンドして作り上げたそうで、お客様からも好評とのことです。

あおばた豆が入っているので、一般的な豆腐より青みがかっているのが特徴です。

なめらか おから

豆腐を作る過程で、煮た大豆を絞ってできるのが「豆乳」と「おから」です。
あらい食品さんでは、ここで出来た豆乳を更に目の細かな布でこすことで、なめらかな おからを取り出しています。
通常のおからが10kg取れるところを300gしか取れないこと、手間がかかる為に大手では行わないことから、希少なおからです。

その他にも、小揚げや揚げスティック、納豆なども製造・販売されています。

食べ方のススメ

個人的な好みになってしまいますが、おすすめの食べ方をご紹介します。
実際に作った写真を載せたいところですが、皆さんにお見せできる腕前ではないので、やめておきます…。

ジャンボ手揚げ

通常の油揚げ同様に、お味噌汁や煮物に使ってもいいかと思いますが、私の家では「なす炒り」に使用します。いい出汁がでて美味しいですよ。

※「なす炒り」は東北地方の家庭料理で、なすとピーマンやみょうがなどの具材を炒めた料理です。味付けは醤油や味噌などがあり、家庭により味付けも入っている具材も様々です。

小揚げと揚げスティック

小揚げはお稲荷さんにピッタリなサイズです。
揚げスティックはフライパンやオーブントースターなどで、さっと焼いて七味とお醤油でおつまみに最適です。
焼くことでサクッとなり、お箸がとまりません♪

おから

おから料理と言ったら、「きしゃず炒り」ですね。
(あえて方言で言ってみました。きしゃず炒り=おからの炒り煮 です。)

「なめらかおから」は、どの様にして食べたらいいか、従業員さんに聞いてみたところ、ポテトサラダのじゃがいもの代わりに使うといいそうです。

私の数少ない料理レパートリーの中からオススメすると、こんな感じです…。
お料理上手な皆さん、色々な料理に活用してみてください。

最後に…

初めて知った方もご存知だった方も、あらい食品さんと作られている商品の魅力は伝わったでしょうか。少しでも伝わっていれば幸いです。

ちなみに、あらい食品の油揚げやお豆腐は登米、栗原市内のスーパーと登米市内の道の駅で購入することが出来ます。
もちろん、冒頭でご紹介した米山町にあるお店の方でも購入可能です。

お店の営業時間は5:00〜17:00になります。(製造の無い日は7:00〜17:00)

是非、日々のおかず作りにご活用ください。

(この記事を書いていたら、無性にジャンボ手揚げを使った「なす炒り」が食べたくなりました…)

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