こんにちは、いぶちゃんです🌸
今回は、11/3(木)に開催された【石巻市民交響楽団定期演奏】に行ってきたので、その時の様子をご紹介していきます!
この演奏会とっても良かったので、11月中に書こうと思っていたのに、いつの間にか年を越し、3月に入ってしまいました。
申し訳ございません!
いや〜月日が経つのが早いですねー、、、、
【石巻市民交響楽団定期演奏】について
【石巻市民交響楽団定期演奏】は石巻市民交響楽団による、本格的なクラシックの演奏会です。
詳しくは以前に書いた記事を御覧ください。
いざ、音楽の世界へ
やってきました!マルホンまきあーとテラス!
私が来た頃にはもうお客さんがたくさん集まっていました。
実はお友達も見に来ていて、会うのも久しぶりなので楽しみです!
もう会場内にいるようなので、早速チケットを受け取りに行きます!
今回の演奏会、実は指揮者の方が昔お世話になった方で、なんとご招待していただきました!
嬉しいですね!ありがとうございます!
受付の方にチケットを渡して会場に入ります。
パンフレットも貰いましたよ!
久しぶりの生演奏、、、ドキドキわくわくです!
演奏をたのしみます
ここからはスマホ厳禁ですので、電源を切って準備万端です!
ステージに演奏者さんたちが入り、指揮者が礼をすれば、最初の曲が始まります。
歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より序曲
作曲:カール・オットー・エーレンフリート・ニコライ
この曲は、ウィリアム・シェークスピアの同名の戯曲をドイツ語に翻訳したオペラです。1849年3月9日にベルリン王立歌劇場(現在のベルリン国立歌劇場)にて初演されました。
特に序曲は有名で現在でもオーケストラコンサートのレパートリーとしてよく演奏されているそうです。
曲について
序曲の始まりは、ヴァイオリンによるC (ド)の音が長く続き、チェロ、コントラバスが美しい長調の旋律を奏でます。
これはウィンザーの森への場面転換で歌われる第12番「月の出」の合唱の場面からとられています。主要部にはいると第13番の「三重唱」 (フルート夫人、ライヒ夫人とファルスタッフ) や、第14番の「妖精のバレエ」、ハンガリー風の音楽は第16番の「全員の踊りと合唱」と、オペラ第3幕で演奏される様々な魅力的な旋律が次々にあらわれます。
ウィーンの喜歌劇を思わせる上品で流麗な音楽です。
最初の曲が終わり、次の曲の準備の間、指揮者の井村誠貴さんによる曲の解説がはさまれます。
曲や作曲者の面白話も聞けてよかったです!
オーボエ協奏曲 ニ短調
作曲:アレッサンドロ・イニャツィオ・マルチェッロ
第1楽章 Andante e Spiccato(アンダンテ エ スピッカート)
※スピッカート…弾むような運弓法。弦楽器の奏法の一種。
第2楽章 Adagio (アダージョ)
第3楽章 Presto (プレスト)
この曲について
Alessandro Marcello (1669-1747)はイタリアのバロック後期の作曲家であり、数学者、哲学者としても活躍しました。この『オーボエ協奏曲 二短調』は独奏オーボエ、弦楽合奏、通奏低音により演奏され、全三楽章から成ります。
※今回はチェンバロの部分は電子で代用してました。
特に第二楽章は、近年フィギュアスケートにも使用され、哀愁を帯びた緩やかな旋律です。また、この曲はJ.S.バッハがチェンバロ独奏曲に編曲したことでも知られています。
メインのオーボエの独奏は、フィルハーモニー管弦楽団オーボエ奏者の木立至さんでした。
最初から最後までずっとソロ状態で本当にすごかったです!
あと、この曲が作られた時代は、まだ楽譜に記されている音が単純なので、アドリブが多く入るそうです。
演奏者によって曲の雰囲気が変わるので、それを楽しむのもいいですね!
桃生に伝わる舞『はねこ幻想』管弦楽版〜石巻市立桃生中学校総合文化部の為に〜(管弦楽版/初演)
作曲:井村 誠貴
『はねこ幻想』は、題の通り指揮者である井村さんが、石巻市立桃生中学校総合文化部のために作曲しました。
「はねこ」というのは、石巻市桃生地区に古くから伝わる「寺崎八幡神社例大祭」で、神に豊作を感謝して奉納される「はねこ踊り」のことです。
この曲の時は、井村さんが法被(はっぴ)を着て登場しましたよ!
この曲について
『はねこ幻想』は、「はねこ踊り」で使われている«打ち囃子(うちばやし)・献囃子(けんばやし)・馬鹿囃子(ばかばやし)» の3つのお囃子を主題として構成されます。
冒頭はオーボエの奏でる«献囃子» のテーマから始まり、大凶作や、苦しむ人々を表現していきます。
次第に長調の協和音が高らかに鳴り響いていき、いよいよ「はねこ踊り」の始まりです。
太鼓と当り鉦で始まる«打ち囃子»は、木管楽器。次第に金管楽器・弦楽器も加わり賑やかに奏でられるが、余韻を残しながらゆっくりとなり、拍子を失いながらウィンドチャイムが時代のページをめくります。
«馬鹿囃子»の主題の上に鳴り響くのは、戊辰戦争の際に編成された額兵隊の行進曲です。行進曲は次第に近づき強奏となるが、楽隊が遠ざかって行く様に消えます。
再び«打ち囃子»の主題が演奏され、ここで«献囃子»と重なり合いながら除々に鳴り響いていきます。
曲のタイトルにある『幻想』とは、この2つの全く違うお囃子が同時に演奏されながらも幻想的に響き合う所から由来しています。
2つのお囃子が終わると、最後は急加速しながらエンディングです。
『はねこ幻想』には、「寺崎はねこ踊り保存会」の4名、「桃生中学校総合文化部」の3名も参加していました!
この曲が気になった方は、ぜひ聴いてみてくださいね!
↓↓
急ですが、ここで今回の記事は終わりたいと思います!
本当は最後まで書きたかったのですが、思ったよりも長くなってしまったので、前編と後編に分けたいと思います。
それでは後編もお楽しみに〜🌸