こんにちは、ぴよのすけです!
本日は本吉郡南三陸町に 10/1(土) にオープンした【南三陸311メモリアル】を!
我がいいとめインフォメンバーの いち子 さんが実際に行ってきたので、写真をお借りしながら紹介していきます。
【南三陸311メモリアル】施設情報
【オープン日】2022年10月1日(土)
【住所】宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町200-1
【開館時間】9:00〜17:00
【休館日】毎週火曜日、年末年始(12/29〜1/3)
■ 入場料金 ※税込
60分のレギュラープログラム | 一般・大学生 | 高校生 | 小中学生 |
---|---|---|---|
個人 | 1,000円 | 800円 | 500円 |
団体(10名以上) | 800円 | 600円 | 400円 |
30分のレギュラープログラム | 一般・大学生 | 高校生 | 小中学生 |
---|---|---|---|
個人 | 600円 | 500円 | 300円 |
団体(10名以上) | 500円 | 400円 | 200円 |
■ 駐車場
【道の駅さんさん南三陸 北側駐車場】− 南三陸311メモリアル側
普通車:約50台 大型車:7台 障がい者専用:3台 EV充電器:1台
【道の駅さんさん南三陸 南側駐車場】− 南三陸さんさん商店街側
普通車:約170台 大型車:9台 障がい者専用:3台
館内は全域バリアフリーに対応しているそうなので、安心して利用できますね。
そのほか、
・車椅子の貸し出し(2台用意)
・多目的トイレの設置
・介助犬、盲導犬、聴導犬を同伴しての入館OK
・おむつ交換台つき多目的トイレの設置
・隣接するJR志津川駅内に授乳室あり
などなど、どなたでも利用しやすい施設になっているようです。
ここからは写真も交えて……
外観はこちら。モザイク多めですみません。
スタイリッシュな外観とシックな色合いでとてもかっこいいですね。
こちらの【南三陸311メモリアル】はあの有名な建築家・隈 研吾氏が手掛けたもの。
【南三陸311メモリアル】には複数のフロアがあり、それぞれ震災について見て知ることが出来ます。
【南三陸311メモリアル】にあるのは下記のゾーン。
・エントランス <無料ゾーン>
・展示ギャラリー <有料ゾーン>
・アートゾーン <有料ゾーン>
・ラーニングシアター <有料ゾーン>
・みんなの広場 <無料ゾーン>
・展望デッキ(2F) <無料ゾーン>
↓一部ピックアップしてご紹介↓
■ ラーニングシアター<有料ゾーン>
こちらのフロアでは住民の方々の証言などをもとに構成されたラーニング・プログラム映像を上映。
「もし自分だったら」を、まわりの人と対話しながら考えるそうです。
こちらはショートプログラムやレギュラープログラムなど、上映時間が異なるものがあるのでご注意ください。
チケットは予約することも可能。
個人での予約の場合はクレジットカードまたはd払いが可能なようです。
上映だけでなく、ワークショップもあるみたいですよ。
■ アートゾーン<有料ゾーン>
こちらは、フランスの現代美術家 クリスチャン・ボルタンスキーが生み出すアート空間。
ボルタンスキーは、震災直後の被災地を実際に歩いてその惨状を目に焼き付けたとのこと。
2021年7月14日に急逝したボルタンスキーの思いを引き継ぎ、作品制作を行い完成させたそうです。
ボルタンスキー作品の常設展示は日本ではかなり珍しいらしい。
そしてもう1つ。
写真家・浅田政志氏と南三陸町の人々との写真プロジェクト『みんなで南三陸』で撮影された写真の展示。
プロジェクトの作品47点のうち、【南三陸311メモリアル】では19点を常時展示。
■ 癒やしのコンテンツ開発プロジェクト
また、館内や【南三陸311メモリアル】の外には『癒やしのコンテンツ開発プロジェクト』ということで様々なオブジェ・壁画・映像が。
うさぎのオブジェの写真は「ぬくもり」という石村大地氏の作品。
体の部分が椅子になっており、座って写真撮影する人が多いみたいです。
他にも館内・外構に作品が展示されているので是非みなさんも探してみてくださいね。
■ 展望デッキ(2F)<無料ゾーン>
展望デッキからは『さんさん商店街』や『中橋』が一望できますね。
そして『中橋』といえば。
<道の駅さんさん南三陸>と<南三陸町震災復興祈念公園>を繋いでいる橋なんですが、こちらも隈研吾氏が手掛けたそうです。
復興のシンボル同士が復興のシンボルで繋がれているようですね(伝わりますか?)
『中橋』は不思議な形をしているのが特徴。
歩いたことがないので歩いてみたい!
個人的には真ん中を歩きたい。
そして『中橋』は夜になると橋全体がライトアップされるんですって!
なかなか夜に通りかかることがないから気づかなかったです。
日中じゃなくて、夜の静かな時に訪れると景色も気持ちも色んな変化がありそうですね。
詳しくは【南三陸311メモリアル】ホームページをご覧ください。
■ 南三陸311メモリアル - ホームページ
最後に
さて、ここまで一部ではありますが【南三陸311メモリアル】についてご紹介してきました。
あの震災から11年。次は12年を迎えようとしています。
当時のことを思い出すとあの時の緊張感が今でも蘇ってきます。
とても大きな地震の後、建物の外に出た時に崩壊した道路と、あり得ないほど飛び出しているマンホールを見て絶望したのを覚えています。
感じ方は人それぞれだと思います。
言葉で言い表すと薄っぺらくなってしまいそうですが、やっぱり沿岸の方々は計り知れない恐怖があっただろうなと思います。
自分だったらどういう行動が出来たのか全然想像がつきません。
県外の方はもちろん、県内の方も是非行ってみて下さい。
同じ県内に住む者としても、これからも出来る限りのことはしていきたいです。
そしてこれからも、より一層『もしも』のときのことを考えて行動していきたいですね。