こんにちは!いいとめ編集部です!
先日お知らせ致しました【小迫まつり】へ行ってきました!
久しぶりの開催に多くの人が訪れた小迫まつり!
各テレビ局も取材に訪れており、遠くからは岐阜のテレビ局も取材に来ていました。
先日お知らせしたときは「3年ぶり」と言いましたが
正しくは「4年ぶり」の間違いでした。
失礼しました。
今回は「4年ぶり」に開催された小迫の延年【小迫まつり】の様子をお伝えしていきたいと思います!最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
【雨予報に打ち勝つ開催当日】
地元小迫の方々に聞くと、小迫まつりと言えば
「いつも天気が良くない」
小迫まつりは4月の第一日曜日の開催と決まっており、地元の方々は小迫まつりを終えてから田んぼの仕事を始めるのが習わしになっているのですが….
その第一日曜日が「曇り」、「曇りのち雨」の確率が非常に高いそうなんです。
今年も一週間前までは「雨」の予報が出ていて、お昼前までは天気が怪しかったのですが。
四年ぶりの開催をお祝いするかの様に綺麗な青空を見せてくれました!
気持ちの良い春の気温にもなり最高のお祭り日和です。
【概要】
【日程】 4月2日(日)
【時間】 13時 〜 15時
【主催】 若柳金成商工会金成支所
【開催場所】 白山神社
【開始前の御祈祷】
開始前に大勝寺にて小迫まつりが安全に行われる様に御祈祷が始まります。
客殿で御祈祷をされる人は小迫まつりの中でも特に重要な役どころを担う方々です。
御祈祷を終えると行列を作り始めます。
開始時間13時になると花火が打ち上がり、行列は笛の演奏と共に白山神社へ向かい進んでいきます。
小迫まつりの演目一覧
献膳(けんぜん) | 白山神社、観音堂、大聖歓喜天へ祭りの無事と豊作祈願のため献膳されます。 |
獅子舞 | 一番の舞で、野舞台を清める神事の悪魔払いの舞とされています。 |
御山開き、御法楽(ごほうらく) | 白山神社の神と二頭の龍女(白蛇、烏蛇)の伝説をパントマイムで表現したものです。 |
入降舞(いりふりまい) | 坂上田村麻呂が戦勝を祈願した舞とされています。 |
飛作舞(ひさまい) | 坂上田村麻呂と鈴鹿御前が青陽歌(しょうようか)に合せて舞ったものと伝えられています。 |
田楽舞(でんがくまい) | 豊作を願っての舞とされています。 (舞が終わると観衆は花笠を争って取り合い豊作や火除けの護符にします。) |
馬乗渡し(ばじょうわたし) | 源平合戦の那須与一:扇の的射が演じられます。 |
献膳
勝大寺から白山神社へ神輿を献膳します。
獅子舞
獅子あやしが獅子を操り、野舞台で清いの舞を披露
御山開き、御法楽
入降舞
こちらの「入降舞」が
昭和54年に国指定重要無形民俗文化財に指定されました。
飛作舞
田楽舞
花笠を被った人たちが野舞台で3周した後
花笠を勢いよく投げ放ちます!
それを手に入れようと一斉に奪い合いをする様子から
小迫まつりは別名「喧嘩まつり」と呼ばれているそうです。
馬乗渡し
本物の馬を間近で見る機会はそうそうないです!
凄く迫力がありました!
【最後に】
今回は小迫まつりの流れと共にご紹介致しました!
いかがでしたでしょうか?
今年は来場者数も多く、沢山の方が小迫地方の伝統に触れ、子供たちも花笠の取合いを楽しんでいる様子を取材を通して見ることができ改めて続けていくこと、伝えていくことの大切さを感じました。
全ての演目が終わり、来場者が帰ったあとに白山神社から神輿を戻すときも最初と同じ様に行列を作り勝大寺へ向かうので、終わったあとも見どころがまだあるのでオススメです!
取材をしている中で、可愛らしい巫女さんに会いました!
小さい頃からお祭りに出たり、お手伝いをしながら、こうして徐々に伝統が受け継がれていくんだろうなと思いました!
ここまで読んで頂きましてありがとうございました!
以上、いいとめ編集部でした!