【登米市東和町米川】ユネスコ登録、登米市の奇祭「水かぶり」に行ってきました!

イベント情報

こんにちは。最近健康のために、毎日の運動を日課としているライターの猫と河豚です。🐱 🐡

今回は地元の奇祭、奇祭【水かぶり】に参加してきました。

水かぶりってなんだろう?

小学校の頃に参加してたんですが、正直お祭りの全容がわからなかったんですよね。どこから始まり、どこにゆくのか…。

(よくわからないままお祭りに参加していたので、炊き出しで食べた豚汁の思い出が7割だったりする)

水かぶりの概要

なんと、水かぶりは初めて開催してから、一度も休みなく続けられてきたそうです。
水かぶりの詳細については、下記URLのサイトにて詳しく紹介されていましたよ〜!

https://www.city.tome.miyagi.jp/syogaigakusyu/mizukaburi.html

https://miyagi-yonekawa.com/event/mizukaburi/

今年のお祭りの開始時間は10:30〜

今回はお祭りの始まりからスタンバイの意気込みです。
猫と河豚は、一時間前には会場入りしてました。看板も見えてきました。

今年の天気は曇り気味。寒さが身にしみます。

しかしとても寒い….この中を藁装束の方々が歩かれると考えると…(本当にすごい…)

会場までの道のりにて

皆さん、道に置かれた桶が見えますでしょうか。
当日町の沿道には、桶がきれいに一列に並べて置かれます。

桶には水が入っています。
藁装束を身につけ顔に墨を塗った男たちが、沿道の家々の屋根に桶の水をかけて回ることで、火事が起きないように祈願するのです。

桶を見ると、水かぶりが始まるな〜という気がします。

会場に到着。

会場では水かぶりのお土産の販売がされています。
展示エリアには水かぶりの絵手紙コンテスト等、待ち時間にも楽しめるような展示がされています。早めに会場入りしても楽しめますね。

なお、感染対策により炊き出しはなかったです。そりゃそうですよね(食いしん坊)

会場ではアナウンスが鳴り響きます。水かぶりの情報をお知らせしていただけるので、聞いていてとても興味深かったです。

中でも、
「今年は寒いので、できるだけ藁は抜かないようにしてください」
のアナウンスがとても印象的でした。

藁装束の人々の集まるの家

あれ?地元の方が移動されてる。
なにかあるのかな….?

地元の皆様に着いていってみると、ちょうど藁装束を着られている最中でした。
地元の方や、報道の方が着替えている様子を眺めていらっしゃいましたよ。

お恥ずかしながら、いつも炊き出しに夢中の猫と河豚だったので、着替えている様子を初めて見て感動しました…!

10:30 いよいよ開幕

花火の合図とともに、藁装束をまとった人々が、五日町の菅原家を出発します。

今年の参加者は15名。小学校5年生、6年生、中学校3年生と、学生の方も参加されています。参加者の最高齢はなんと66歳とのことでした。

実は、このときは、まだ神様の化身ではありません。
一行は初めに、ご祈祷を行う大慈寺に向かいます。

大慈寺でのご祈祷

厳かな雰囲気の中、ご祈祷が始まります。
ご祈祷が終わってようやく、藁装束の人々は、神様の化身となりました。
ここで、藁が火伏せのご利益をいただくようになります。
町の人々は、毎年火伏せのご利益をいただくために、藁装束から藁を抜き、その藁を屋根などに投げておきます。

そして、町中へ。

市民の方や記者の方が待ち焦がれる中、神様ご一行が到着しました。

「ひょー」という奇声を発しながら、道路の脇に設置されている桶の水を家々にかけていきます。

住人の方・カメラマンの方々が必死で一行の跡を追います。

同時にギャーやワーという悲鳴も至る所から聞こえてきました…
どうやら屋根にかけた水がかかってしまった人が何人も。
毎年恒例のこの光景なのですが、桶と藁装束の人々の様子に着目しながら進んでいかないと、水浸しになってしまう人もいるのでご注意ください。

ちなみに、目の前にいたカメラマンさんは頭から水をかぶっていらっしゃいました。

観覧中に「水が綺麗に丸く円を描くと上手なんだぞ〜!」との声が聞こえてきました。よく見ると、確かに熟練と見受けられる方が屋根に向かって水をかけると、きれいに円をかいていますね。
こういう声が聞けるのも、楽しいところです。

町から出た一行は、八幡神社に向かいます。

階段を登って、お参りします。
この時点で、「足の感覚がない…笑」という声が聞こえてきました。
防寒バッチリしても寒い本日、水をまきながら進む藁装束の人々に脱帽です。

米川小学校に訪問後、さらに、若草神社を目指して山を登っていきます。

正直…..この時点で、足が棒でした…。
神社が山の上にあるので、階段の傾斜がきつく、ヒイヒイ言いながら進んでいきました。

若草神社にて、ご祈祷を行います。
その後、一行は二手に分かれて道を進んでいきました。

水かぶりが終わって

撮影を終えて戻ったら、さっきまでの喧騒が嘘のように静まり返っていて、藁や、桶、幟も町から消えていました。
なんだか不思議な、狐につままれたような感覚さえしてきます。
水かぶりの高揚感だけが、確かに存在していました🐱🐡

水かぶりまとめ!

今回の水かぶりは10:30〜11:30くらいまでの大体1時間くらいでした。
町中を歩いたり、神社を登ったり…最後まで見学すると、結構体力がいります。

あと、防寒大切。
水が飛んできますので、上着は撥水のものをおすすめします。

普段あまり運動していない猫と河豚、次の日筋肉痛になりました。1時間で1万歩歩いた誉ですね。

今回、報道の方もかなりいらしてて、改めての水かぶりの認知度・注目度に
気づきました。
なんだかとても誇らしいような、嬉しい気持ちになりました。

ではまた次の記事で会いましょう〜!

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この記事を書いた人

オフィスウイル社員、猫と河豚です。

名前は国芳の浮世絵から。ギャラリー巡りを趣味にしたい。

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